サービス概要
共栄工業の「追加工(3Dレーザー・切欠き)」サービスは、すでに量産済みの板金部品や在庫品に対して、3Dレーザーによる孔あけ・スリット・切欠き・外形変更などを行う専用メニューです。
「金型を作り直さずに仕様変更へ対応したい」「既存在庫を活かしてコストを抑えたい」といったご要望に、短納期かつ柔軟にお応えします。
3Dレーザーによる追加工は、プレス金型では難しい局面部への孔あけや、試作〜小ロットの改造にも向いています。図面変更が間に合わない緊急案件や、設計検証のための一時的な改造なども、まずはお気軽にご相談ください。
このような課題におすすめ
- 量産立ち上げ後に仕様変更が発生し、既存の金型を作り直すとコスト・納期が合わない
- 在庫として積み上がっている量産品を、できるだけ廃棄せずに改造して活かしたい
- 一部のみ形状を変えた試作検証を行いたいが、プレス金型を起こすほどの数量ではない
- 局面部や曲げ部など、通常の2Dレーザーでは狙いにくい箇所に孔・スリット・切欠きを入れたい
- 生産ラインへの影響を抑えつつ、工程内での追加工や別体品貼付けで対応したい
上記のような「量産品をどうにか活かしたい」「設計変更に素早く追従したい」といったお悩みに、3Dレーザー追加工は特に有効です。
対応可能な追加工内容
対応材質・サイズ範囲
| 項目 | 目安スペック | 補足 |
|---|---|---|
| 対応材質 | SUS304 / SUS430 / SPHC / SPCC /SGCC | 薄板試作・精密板金で日常的に扱っている材質に準じます。 |
| 板厚範囲(一般) | 約 0.5〜3.2mm | 材質により最適板厚が異なります。事前にご相談ください。 |
| 板厚範囲(SUS304) | 約 0.3〜1.5mm | フィルターや筐体など、薄板ステンレス部品への追加工に対応。 |
| 対象ワークサイズ | おおよそ 〜 600mmクラスまで | 装置に搭載可能かどうか、形状と合わせて個別に検討します。 |
| 形状の制約 | 極端な深絞り形状や複雑な三次元形状は要相談 | ワーク保持やレーザーの死角となる部分について、事前検証が必要です。 |
事例紹介
ご依頼から納品までの流れ
- ご相談・ヒアリング
対象となる既存部品の図面・写真・数量・希望納期などをお知らせください。設計変更の背景や、量産ラインへの影響範囲も併せてお伺いします。 - 加工可否検討・簡易検討図のご提案
3Dレーザー装置へのセット方法や干渉の有無を確認し、追加工内容の可否を検討します。必要に応じて、簡易的な検討図や加工イメージをご提示します。 - お見積り・条件すり合わせ
加工内容・数量・納期条件に基づき、お見積りをご提示します。支給条件(現品支給の有無、梱包形態など)についても、このタイミングで確認します。 - 支給品受入れ・段取り
支給いただいた部品の数量・外観を確認し、治具やプログラムの段取りを行います。混在防止のための識別方法や、ロット管理方法も事前に取り決めます。 - 追加工実施・検査
3Dレーザーでの追加工を行い、必要に応じて寸法検査・外観確認を実施します。ご要望があれば、トライ品での確認後に本数量へ展開することも可能です。 - 梱包・出荷
元のロット識別が分かるよう配慮しつつ、キズ防止を意識した梱包で出荷します。納品後の追加変更やリピート対応についても、お気軽にご相談ください。
支給品取扱い上の注意
- 支給前の状態について
油分や切粉が多い場合は、簡易洗浄やエアブローをお願いできると、キズ・汚れのリスク低減につながります。 - 梱包・積み付け方法
部品同士が直接こすれないよう、仕切り材や緩衝材のご使用を推奨しています。元箱をそのまま再利用される場合も、状態を事前に共有ください。 - ロット・識別管理
ロット番号や品番が分かるラベルを箱ごとに貼付いただけると、当社内での取り違え防止に有効です。必要に応じて当社側で追番ラベルを追加します。 - 公差・外観基準の共有
追加工部位の寸法公差や外観NG基準(キズ・色ムラなど)は、可能な範囲で事前にお知らせください。量産基準がある場合は、関連資料をご提示いただけるとスムーズです。 - 破損リスクについて
極端に薄い部品や、複雑形状の部品では、治具固定時や搬送時の変形リスクが高まります。想定されるリスクは事前にご説明し、対応可否をすり合わせたうえで作業を進めます。
お問い合わせ
量産品や既存部品への3Dレーザー追加工・切欠き加工について、「この形状でも対応できるか知りたい」「仕様変更の進め方を相談したい」など、検討段階のご相談も歓迎です。
図面や現品写真をお持ちの場合は、お問い合わせフォームから添付のうえお送りください。
内容を確認させていただき、担当者より折り返しご連絡いたします。